新宿・歌舞伎町

“餌食”になった15歳少女     産経新聞  2011/10/23 15:02

家出先は新宿・歌舞伎町
少女が東京都新宿区の自宅を出たのは昨年11月だった。自分が通う私立中学校の校則と教師に反発していた少女は、学校を休みがちで、授業についていけなくなっていた。家庭では、父親と対立。学校にも家にも居場所がないと感じ、家出という選択をしたのだった。
しかし、ほかに安住の地があろうはずがない。行き着いた先は結局、日本最大級の繁華街として知られる新宿・歌舞伎町だった。飲食店や風俗店がひしめく街をぶらぶらとしていた少女はすぐに、見知らぬ若い男から声をかけられた。
「キャバクラで働かない? 身分証持ってる?」
身分証も持たず、15歳であることを告げると、男は優しい声で、別の仕事を紹介してきた。
「身分証がなくても働けるところがあるよ」
どんな仕事なのか不安な面もあったが、行く当ても現金もなく、男の話に耳を傾けてしまった。知らされたのは“体を売る”仕事だった。

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