「夜の帝王」偽装工作か キャバクラグループ風営法違反事件 産経新聞 2011/01/24 13:10
経営実態隠す
県警が強制捜査に乗りだした風営法違反容疑の内容は、プリンス社が他の会社や従業員の個人名義で受けた営業許可を使ってキャバクラを無許可で営業するなどしたというもの。県警はプリンス社からは林容疑者のほか営業本部長の男(37)や、店舗の形式上の社長でプリンス社従業員の男(41)も相次いで逮捕した。
県警の捜査のきっかけは昨年1月、プリンス社が事実上経営する横浜市西区のガールズバーを無許可営業で摘発したことだった。県警は同3月に関係先を家宅捜索するなどしてプリンス社の実態解明を進めてきた。
その結果、外見上はグループ各店舗は個別の法人格を持つが、実態は各店舗の売り上げを親会社の立場のプリンス社が集約し、各店舗の従業員の給料もプリンス社から支払われていたことも判明。「経営の実態はプリンス社」(捜査関係者)と判断した。
県警は、プリンス社がキャバクラの店舗ごとに社長役の従業員や架空の会社名義で許可を取得することを指示していたとみて捜査している。
県警幹部は「グループ配下の1店舗で違反があれば、他の店舗も営業停止の処分になる恐れがある。規模が大きく損失も大きくなるため、店舗ごとに独立した形態に偽装していたのでないか」とみている。
捜査関係者は「グループのキャバクラは客引きのトラブルなど警察沙汰が絶えなかった」と指摘する。